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「両手振り体操」と「仙骨=ハラ」の不思議な関係(1)

「両手振り体操」、続けていますか?

それなりに習慣づけると、結構気持ちよくてクセになってきますよ。

しかも、立った姿勢でただ両手を振るだけなのに、その単純な動きの中に「極意」とも呼べるような秘密がいくつも隠されています。

たとえば両手を前後に振る際に、次のことをちょっと注意してみてください。

両手を前に振った時に、腰の裏側のあたりが後方に、

後ろに振った時に前方に移動するのに気づきませんか?

両手を振る運動なので、ついつい腕の動きに意識が向いてしまいますが、

その起点となるのはじつは腰(ハラ)

ここでいう腰というのは、骨で言うと、「仙骨」がそれに該当します。

骨盤にくるまれた背骨の土台になる骨で、その先は尾骨につながっています。

「両手振り体操」によって、じつは仙骨が前後に動くのです。

一般にはほとんど知られていませんが、

仙骨は、武道の世界などでもきわめて重要視されている骨で、

身体の中心にあることから、ここに意識が集まることで心身がともに安定し、落ち着いた状態になる、

すなわち「ハラが据わった」状態になる。

足腰を安定させ、前回も話したように上体の緊張をほぐすには、仙骨は無視できないポジションにあるのです。

簡単に言えば、ただ両手を振るだけで、この仙骨が断続的に刺激されるということ。

これだけではまだピンと来ないかもしれないので、もう少し話しましょう。

現代人の多くはこのハラ=仙骨の働きが見失われ、

その分,心身の落ち着き,安定感と言ったものを喪失してしまっています。

言い換えれば,頭でっかち

脳にばかり意識が向かっているのです。物理的に見てもきわめて不安定な状態であることがわかりませんか?

心身の不安定さは,大げさでもなんでもなく、社会の不安定さに直結しています。

昨今の社会不安は、運動科学者の高岡英夫氏などが言及するまでもなく、身体的には「ハラの喪失」と大きく関係しているわけです。

ハラを磨く方法は、武道や武術などを鍛錬していけば、それなりに体型的なメソッドがあるとは思います。

座禅などにもその効用があるでしょう。

ただ、一般の人にはなかなかなじみにくい。厳しい修行をしなければ得られないと思っている人も多いかもしれません。

でも、それは半分本当でしょうが,半分は嘘。僕はそう思います。

簡単なやり方があってもいいのです。

「両手振り体操」は、その「簡単なやり方」の一つ。しかも、究極バージョン。両手を振るだけでいいのだから、誰にでもできます。

1日5分でも十分だと思います。

とにかく振る。そして、この運動になじんできたら腰(ハラ=仙骨)の動きに意識を向けてみてください。

繰り返しになりますが、腕の前後の動きと対応関係にあることがわかるはずです。

両手を後ろに振ると、腰(仙骨)は前に出る。

そして、きちんとした姿勢で振れていれば、両足の親指に力が入ります。

このへんの体全体のつながりが意識できるようになると、毎日の「両手振り体操」も、自分の意識のあり方を変えてくれる、もっと精妙で,意味深いものに変わっていくはずです。

ぜひ試してみてください!



【こちらも要チェック】

●「船井メディア」ホームページはこちら

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